![[Scratch3.0]スクラッチで学ぶプログラミング入門 「真偽値(しんぎち)」の説明](https://ukonn.net/wp-content/uploads/2018/12/真偽値-eyecatch-min.png)

おっす!
オラはみんなにスクラッチ(Scratch)を教えるためにやってきた「きんた・まりす」だぞ。
「まりす」って呼んでくれたらうれしいぞ。
今回は「真偽値」について説明するぞ。
できるだけ簡単に説明するから最後までちゃんと読んで理解するんだぞ。
レッツ・スクラッチだぞ!
1.真偽値(しんぎち)とは
さっそく「真偽値」について説明していくぞ。
スクラッチで言う「真偽値」とは、「true」と「false」という二種類の「値」のことだぞ。
英語で考えると少し難しいから、「true」は「○」で、「false」は「×」と考えたら分かりやすいぞ。
この「true」と「false」という二種類の「値」は、ただのアルファベットじゃなくて、
特別な意味をもつ「値」ということを理解してほしいぞ。
どんな意味をもつのかというと、真偽値である「true」と「false」は、
”ある条件”に当てはまっているかどうかを判断するための特別な値なんだぞ。
もし、ある条件に当てはまっている場合は、「○」を意味する「true」に、
ある条件に当てはまっていない場合は、「×」を意味する「false」になるんだぞ。
例えば、”ある条件”が「雨がふっているか?」だったとするぞ。
もし、「雨がふっているか?」という条件に当てはまっている場合、真偽値は「○」を意味する「true」になるんだぞ。
逆に、「雨がふっているか?」という条件に当てはまっていない場合、つまり、雨がふっていないない場合、
真偽値は「×」を意味する「false」となるんだぞ。
もう一つ例えをだすから、真偽値が「true」になるか「false」になるか考えながら読んでみてほしいぞ。
それでは問題だぞ。
”ある条件”が「朝ごはんを食べたか?」だったとするぞ。
この条件に当てはまっている場合、真偽値は「true」と「false」どっちになるでしょうか?
もし、この問題が完璧に分かったという人は、「真偽値」がどういうものかイメージできたと思うぞ。
もし、分からなかったという人も次の「真偽値を使ったプログラムの例」を読んだらきっとわかるぞ!
2.真偽値を使ったプログラムの例
次は実際にスクラッチのプログラムを例に「真偽値」について理解していくぞ。
でもその前に、スクラッチで「真偽値」を使うための「真偽ブロック」について簡単に説明するぞ。
スクラッチでは「真偽ブロック」という「真偽値」を「値」としてもつブロックが用意されているぞ。
例えば、↓画像の「マウスが押された」ブロックが「真偽ブロック」だぞ。
このブロックは、「マウスが押されたか?」という条件に当てはまっている場合、
「値」が「真偽値」の「true」になり、
「マウスが押されたか?」という条件に当てはまっていない場合、
「値」が「真偽値」の「false」になるんだぞ。
(真偽ブロックについての詳しい説明は↓のリンクをクリックしてほしいぞ)
真偽ブロックの説明はココをクリックだぞ!
「真偽ブロック」がどういうものか分かったところで、↓のプログラムを見てほしいぞ。
このプログラムは、実行すると「もしマウスが押されたら、10歩動かす」というプログラムだぞ。
(「0.3秒待つ」ブロックは、マウスが連続で押されないためのブロックだぞ)
ここで注目してほしいのが、「真偽ブロック」の「マウスが押された」ブロックだぞ。
このプログラムは、「マウスが押された」ブロックの「値」が「true」になったときに、10歩動かすんだぞ。
つまり、「マウスが押された」ブロックの「値」しだいで、10歩動かすかどうかが決まるということだぞ。
実際にプログラムを動かしてみたぞ。
↓の画像をクリックして見てほしいぞ。
少しプログラムを改造して、「マウスが押された」ブロックの「値」を喋るようにしてみたぞ。
見てもらうと分かるけど、マウスをクリックしていないときは、ずっと「false」と喋っているぞ。
これは、「マウスが押されたか?」という条件に当てはまっておらず、
「マウスが押された」ブロックの「値」が「false」になっているからだぞ。
でも、マウスをクリックしたときは「true」と喋っているな。
これは、「マウスが押されたか?」という条件に当てはまり、
「マウスが押された」ブロックの「値」が「true」になったからなんだぞ。
これでがわかったら「真偽値」をプログラムで使うときもバッチリだぞ!
3.まとめ
最後にまとめだぞ。
これで、「真偽値」についてはバッチリだぞ!
それじゃまたな!