![[Scratch3.0]スクラッチで学ぶプログラミング入門 「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックの使い方](https://ukonn.net/wp-content/uploads/2019/02/もし端に着いたら、跳ね返るブロック-eyecatch.png)

オラはみんなにスクラッチ(Scratch)を教えるためにやってきた「きんた・まりす」だぞ。
「まりす」って呼んでくれたらうれしいぞ。
今回は「動きブロック」の「もし端に着いたら、跳ね返るブロック」について説明するぞ。
できるだけ簡単に説明するから最後までちゃんと読んで理解するんだぞ。
レッツ・スクラッチだぞ!
1.「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックとは
「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックとは、スプライトが「ステージ」の端に着いているかを調べ、もし着いているならスプライトの向きを逆方向に変える、という効果をもつブロックだぞ。
簡単に言うと、「スプライトがステージの端に着くと、壁に当たったボールみたいに跳ね返るようにする」ブロックだぞ。
「スクラッチ3.0」だと、「コードタブ」→「動きブロック」の中に「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックはあるぞ。
(下の画像をみたらすぐわかるぞ)
「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックを使うときの注意点
「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックを使うときの注意点として、「このブロックを一回実行すれば、ずっとステージの端に着いたら跳ね返るわけではない」ということだぞ。
どういうことかを分かりやすいように、まず下の画像を見てほしいぞ。
見てもらった画像では、はじめに「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックを実行し、その後「ずっと10歩動かす」というプログラムを実行しているぞ。
「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックを実行しているのに全然跳ね返っていないな。
次に、「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックを「ずっと」ブロックの中に入れて実行してみた例を見てほしいぞ。
今度はちゃんと「ステージ」の端に着いたら跳ね返っているな。
「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックは、このブロックを実行したときに、スプライトが「ステージ」の端に着いているか判断し、着いていたら跳ね返すんだぞ。
だから、ちゃんとスプライトが「ステージ」の端に着いたタイミングで「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックを実行するようにプログラミングしなければいけないんだぞ。
2.使い方の例
1.最初は、「ずっと10歩動かし、もし端に着いたら、跳ね返る」例だぞ。
2.次は、「回転方法を左右のみにし、ずっと10歩動かし、もし端に着いたら、跳ね返る」例だぞ。
この例では、スプライトの回転方法を左右のみにした後、1つめの例と同じプログラムを実行してみたぞ。
1つめの例と違って、跳ね返るときにスプライトがひっくり返っていないのがわかると思うぞ。
跳ね返るときにスプライトがひっくり返ってほしくないときは、スプライトの回転方法を左右のみにするといいぞ!
(「回転方法」についてはこの記事の「向き」のところで説明しているぞ。)
3.最後は、「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックを利用したピンポンゲーム」の例だぞ。
この例では、「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックを使ったピンポンゲームを作ってみたぞ。
単純に「ステージ」を跳ね回るだけのゲームだけど、工夫次第で面白いゲームが作れそうだな!
3.まとめ
最後にまとめるぞ!
これを見た後は、実際に「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックを使ってプログラミングしてみるといいぞ!
それじゃまたな!
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