

おっす!
オラはみんなにスクラッチ(Scratch)を教えるためにやってきた「きんた・まりす」だぞ。
「まりす」って呼んでくれたらうれしいぞ。
今回は「繰り返し処理」について説明するぞ。
できるだけ簡単に説明するから最後までちゃんと読んで理解するんだぞ。
レッツ・スクラッチだぞ!
この記事の目次
1.繰り返し処理とは
さっそく「繰り返し処理」について説明していくぞ。
「スクラッチ」でいう「繰り返し処理」とは、決められた条件に従って、同じ処理を繰り返し行うこと、だぞ。
(ちなみに、「繰り返し処理」は「ループ処理」やただ単に「ループ」と言ったりするぞ。)
”決められた条件”っていうのは、色々あるけど、よく使うのが、
1.「何回くり返すか」
2.「~まで繰り返す」
3.「ずっと」
の3つの条件だぞ。
一つずつ説明していくぞ。
1.「何回くり返すか」
まずは「何回くり返すか」という条件の説明だぞ。
「何回くり返すか」だから、例えば「10回繰り返す」が”決められた条件”だとすると、
「同じ処理」を「10回繰り返す」ことになるんだぞ。
分かりやすく日常的な例を紹介すると、
「10回縄跳びを跳ぶ」があるぞ。
「繰り返し処理」は「決められた条件に従って、同じ処理を繰り返し行うこと」なので、
「10回」が”決められた条件”で、「縄跳びを跳ぶ」が”同じ処理”にそれぞれ当てはまるんだぞ。
よって、「10回縄跳びを跳ぶ」は「繰り返し処理」と言えるんだぞ。
他にも「100回納豆をかき混ぜる」や「2回拍手をする」
なども、「何回くり返すか」が条件な「繰り返し処理」になるぞ!
2.「~まで繰り返す」
次に「~まで繰り返す」の説明だぞ。
「~まで繰り返す」は、例えば、「ゴールに着くまで繰り返す」や「目覚まし時計が鳴るまで繰り返す」のように、
「~まで繰り返す」の「~」部分に入っている条件を満たすまで「同じ処理」を繰り返し行う、
「繰り返し処理」なんだぞ。
これも分かりやすく日常的な例を紹介すると、
「3分経つまでカップラーメンを食べない」があるぞ。
この例だと、「~まで繰り返す」の「~」の部分が「3分経つまで」になり、
「繰り返す処理」が「カップラーメンを食べない」になるぞ。
「繰り返し処理」は「決められた条件に従って、同じ処理を繰り返し行うこと」なので、
「3分経つまでカップラーメンを食べない」は「繰り返し処理」と言えるんだぞ。
他にも「ゴールに着くまで走る」や「回転寿司でマグロが回ってくるまで待つ」
なども「~まで繰り返す」が条件な「繰り返し処理」になるぞ。
3.「ずっと」
次に「ずっと」の説明だぞ。
「ずっと」はそのままの意味で、「ずっと同じ処理を繰り返し行う」んだぞ。
これも日常的な例を紹介すると、
「(時計)ずっと針を動かす」があるぞ。
「繰り返し処理」は「決められた条件に従って、同じ処理を繰り返し行うこと」なので、
「ずっと」が”決められた条件”で、「針を動かす」が”同じ処理”にそれぞれ当てはまるぞ。
時計の針はずっとチクタク動いているけど、
実は「繰り返し処理」で動いていたんだな。
みんなも「繰り返し処理」にはどんなものがあるか考えてみると、面白いぞ!
2.「繰り返し処理」を使ったプログラムの例
次は、「繰り返し処理」を使ったプログラムの例を3つ紹介するぞ。
先ほど説明した、
1.「何回くり返すか」
2.「~まで繰り返す」
3.「ずっと」
の順番で紹介するから、そのことを意識して読んでほしいぞ。
1.「何回くり返すか」のプログラム例
最初は「何回くり返すか」をプログラムで使った例を紹介するぞ。
「何回くり返すか」という条件の「繰り返し処理」をプログラムで使うためには、
「制御ブロック」の「~回繰り返す」ブロックを使う必要があるぞ。
このブロックは、簡単に説明すると、口みたいな部分に組み合わさっているブロックを、
数字の回数ぶん繰り返し実行するという効果をもったブロックになるぞ。
つまり、「何回くり返すか」が数字の部分で、
「繰り返し実行する処理」が口みたいな部分に組み合わせたブロックということになるぞ。
このブロックを使って、「大きさを10ずつ変える」ブロックを「10回繰り返し実行」するプログラムがこれだぞ。
このプログラムは、実行すると「大きさを10ずつ変える」ブロックを
「10回繰り返し実行する」というプログラムだぞ。
ちゃんと「何回くり返すか」が条件の「繰り返し処理」になっているな!
(↓の画像をクリックすると、実際にプログラムを実行している様子が見れるぞ)
2.「~まで繰り返す」のプログラム例
次は「~まで繰り返す」をプログラムで使った例を紹介するぞ。
「~まで繰り返す」という条件の「繰り返し処理」をプログラムで使うためには、
「制御ブロック」の「~まで繰り返す」ブロックを使う必要があるぞ。
このブロックは、簡単に説明すると、六角形の部分に「真偽ブロック」をはめ込み、
はめ込んだ「真偽ブロック」が「true」になるまで、
「口みたいな部分」に組み合わさっているブロックを実行するという効果をもつブロックになるぞ。
(↓真偽ブロックについての関連記事はこちらだぞ)
説明するとなんだか難しい感じがするけど、つまりは、
「~まで繰り返す」の「~」の部分に「真偽ブロック」を使うということだぞ。
このブロックを使って、「端に触れるまで、10歩動かす」プログラムがこれだぞ。
このプログラムは、実行すると「ステージの端に触れるまで、10歩動かす」
というプログラムだぞ。
「ステージの端に触れるまで」が「~まで繰り返す」で、
「10歩動かす」が「繰り返す処理」となっていて、
ちゃんと「~まで繰り返す」が条件の「繰り返し処理」になっているな!
(↓の画像をクリックすると、実際にプログラムを実行している様子が見れるぞ)
3.「ずっと」のプログラム例
最後は、「ずっと」をプログラムで使った例を紹介するぞ。
「ずっと」という条件の「繰り返し処理」をプログラムで使うためには、
「制御ブロック」の「ずっと」ブロックを使う必要があるぞ。
このブロックは、簡単に説明すると、「口みたいな部分」に組み合わさっているブロックを、
「ずっと繰り返し実行する」という効果をもつブロックになるぞ。
このブロックを使って、「ずっと右に15度回す」プログラムの例がこちらだぞ。
このプログラムは、実行すると「ずっと」、
「右に15度回す」ブロックを実行するというプログラムだぞ。
ちゃんと「ずっと」が条件の「繰り返し処理」になっているな!
(↓の画像をクリックすると、実際にプログラムを実行している様子が見れるぞ)
実は、「スクラッチ」で「繰り返し処理」を使うためのブロックは今紹介した、
「~回繰り返す」ブロック、「~まで繰り返す」ブロック、「ずっと」ブロックの3つなんだぞ。
この3つのブロックを使いこなせれば、「繰り返し処理」はバッチリだぞ!
3.まとめ
最後にまとめだぞ。
いろいろ説明したけど、「繰り返し処理」は、「同じ処理を繰り返し行う」ことなんだぞ。
もし、「繰り返し処理」ってなんだっけ?となったら、またこの記事を読むといいぞ。
それじゃまたな!
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