![[Scratch3.0]スクラッチで学ぶプログラミング入門 「~と~秒考える」ブロックの使い方](https://ukonn.net/wp-content/uploads/2019/03/~と~秒考えるブロック-eyecatch-min.png)

オラはみんなにスクラッチ(Scratch)を教えるためにやってきた「きんた・まりす」だぞ。
「まりす」って呼んでくれたらうれしいぞ。
今回は「見た目ブロック」の「~と~秒考えるブロック」について説明するぞ。
できるだけ簡単に説明するから最後までちゃんと読んで理解するんだぞ。
レッツ・スクラッチだぞ!
1.「~と~秒考える」ブロックとは
「~と~秒考える」ブロックとは、1つめの「~」に設定した”テキスト”を、2つめの「~」に設定した秒数の間、おしゃべりさせることができるブロックだぞ。
使い方としては、同じ「見た目ブロック」の「~と~秒言う」ブロックとまったく同じようにつかうことができるぞ。
違いとしては、おしゃべりしたときの吹き出しの形が少し違うぞ。
使い分けの目安としては、普通におしゃべりさせたいときは「~と~秒言う」ブロックを使い、心の声などを表現したいときは「~と~秒考える」ブロックを使うといいぞ。
ここでいう「テキスト」とは、「こんにちは!」や「Hello!」などの”文字”のことだぞ。
もちろん「1」や「100」などの数字も「テキスト」として扱うことができるぞ。
パソコンで”文字”を打ちたい場合は「キーボード」から入力するといいぞ。
「スクラッチ3.0」だと、「コードタブ」→「見た目ブロック」の中に「~と~秒考える」ブロックはあるぞ。
(下の画像をみたらすぐわかるぞ)
「~」部分の設定方法
「~と~秒考える」ブロックの「~」の部分は、下の画像のように「~」の部分をクリックして直接設定する方法と、
「値ブロック」をはめ込む方法があるぞ。
「~と~秒考える」ブロックを使うときに気を付けること
「~と~秒考える」ブロックを使うときに気を付けてほしいのが、2つめの「~」には”数字”を設定するということだぞ。
しかも「半角」の”数字”を設定するんだぞ。
(「半角」が分からないお友達はココの「半角/全角キー」の説明を見てほしいぞ)
なんで「半角」の”数字”を設定するのかは、それ以外を設定してみると分かるぞ。
まずは、試しに「文字」を設定し、実行してみた例だぞ。
次に、「全角」の”数字”を設定し、実行してみた例だぞ。
「半角」の”数字”以外を設定すると、実行しても何も起きてないのが分かったと思うぞ。
これは、「~と~秒考える」ブロックの2つめの「~」には「半角」の”数字”を設定しなければいけないと決まっているからなんだぞ。
それなのに別の値を設定すると、実行しても何も起きない、というわけだな。
こういった現象のことを、プログラムの世界では「バグ」って言ったりするぞ。
「バグ」はプログラムが上手く動かない原因になるから、「バグ」が無いよう気を付けてプログラミングしてほしいぞ!
(「バグ」についてはこの記事で説明しているぞ)
2.使い方の例
1.最初は、「うーん...と2秒考える」例だぞ。
2.次は、「値ブロックを設定した」例だぞ。
この例では、「値ブロック」を設定して実行してみたぞ。
3.最後は、「宿題しなきゃと1秒考えた後、ステージから出ていく」例だぞ。
この例では、宿題しなきゃと1秒考えた後、ステージの端まで10歩動かし、その後「隠す」ブロックで、スプライトが「ステージ」に表示されないようにしているぞ。
「隠す」ブロックを使うと、スプライトが「ステージ」に表示されないようになるので、まるでステージから出ていったように見せることができるぞ!
3.まとめ
最後にまとめるぞ!
これを見た後は、実際に「~と~秒考える」ブロックを使って遊んでみるといいぞ!
それじゃまたな!
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