

オラはみんなにスクラッチ(Scratch)を教えるためにやってきた「きんた・まりす」だぞ。
「まりす」って呼んでくれたらうれしいぞ。
今回はスクラッチで言う「変数」について説明するぞ。
できるだけ簡単に説明するから最後までちゃんと読んで理解するんだぞ。
レッツ・スクラッチだぞ!
この記事の目次
1.「変数」とは
「スクラッチ」で言う「変数」とは、「データ」を1つだけ入れることができる箱みたいなもの、だぞ。
ここでいう「データ」とは、数字や文字のことだぞ。
よって、簡単に言うと「変数」とは、数字や文字を1つだけ入れることができる箱みたいなもの、と言えるぞ。
例えば、「100」という数字を入れたり、「スクラッチ」という文字を入れたりできるぞ。
「スクラッチ」でのイメージとしては、好きな数字や文字を入れることができる「値ブロック」だぞ!
また、「変数」は、中に入っている「データ(数字や文字)」を何回でも変更し、別の「データ」に入れ替えることができるぞ。
例えば、「100」という数字が入っていた「変数」の中身を「スクラッチ」という文字に入れ替えることができるんだぞ。
この中身を入れ替えることができる、というのは「変数」の便利なところだから絶対に覚えておいてほしいぞ!
ただ、1つ気を付けてほしいのが、「変数」には1つの「データ」しか入れることができないので、
中身を入れ替えると、前に入っていた「データ」は無くなっちゃうんだぞ。
もし、1つだけではなく、好きなデータをいくつか入れておきたいという人は「リスト」というものを使うといいぞ。
(「リスト」については別の記事で紹介するぞ)
2.「スクラッチ」で「変数」を使う方法
何となく「変数」とはどういうものなのかイメージはできたかな?
今度は「スクラッチ」で「変数」を使う方法を紹介だぞ。
①「ブロックパレット」の「変数」から「変数を作る」をクリックする
まずは、「ブロックパレット」の「変数」から「変数を作る」をクリックするぞ。
(下の画像を見ると分かりやすいぞ)
②「変数」の名前を決める
「変数」を作るときは名前を付ける必要があるぞ。
基本的にどんな名前でもいいけど、この変数を何に使うかが分かりやすい名前にすることをおすすめするぞ。
(例えば、カウントダウンに使う変数なら「カウントダウン」という名前をつけるなど)
③今から作る「変数」を、すべてのスプライトで使えるようにするか、このスプライトのみで使えるようにするか決める
最後に、今から作る「変数」を、「すべてのスプライトで使えるようにする」か、「このスプライトのみで使えるようにする」かを決めるぞ。
・「すべてのスプライト用」を選ぶと、作った「変数」は、プロジェクトで使っているすべてのスプライトで使うことができるぞ。
・「このスプライトのみ」を選ぶと、作った「変数」は、「変数」を作るときに選択していたスプライトのみで使うことができる変数になるぞ。
「OK」をクリックすれば「変数」が作られるぞ。
3.「変数」を使ったプログラムの例
おまけとして「変数」を使ったプログラムの例を1つ紹介するぞ。
・「5秒カウントダウンプログラム」
このプログラムは、簡単に言うと、「カウント」という名前の「変数」に入っている値をスプライトにしゃべってもらう、というプログラムだぞ。
でも、少し工夫して、「変数」の中身を最初は「5」にして、1秒ごとに1ずつ小さくしているので、
スプライトのしゃべる内容が1秒ごとに変わり、結果カウントダウンしている、というわけだぞ。
「変数」の中身が数字だと、その中身を簡単に大きくしたり小さくしたりできるブロックが、「変数」には用意されているので、こういうプログラムが簡単に作れるぞ。
この例を見た後は、「変数」を使うとどんなプログラムが作れるか考えてみてほしいぞ。
3.まとめ
最後にまとめるぞ!
「変数」は少し難しいかもしれないけど、使いこなせるとおもしろいプログラムをたくさん作ることができるようになるので、絶対に使いこなせるようになってほしいぞ!
それじゃまたな!
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